インレー・アンレー(詰め物)
インレー/アンレー(詰め物)
インレーとは?
虫歯治療終了時に、治療した部位に金属・プラスチック(CR)・セラミックのいずれかで補う治療のことを言います。
アンレーとは?
インレーよりも広い範囲を補います。歯の四隅や咬む面を大きく覆って詰めることをアンレーと言います。
インレー・アンレーの種類
- 銀合金(パラジウム合金)
- ゴールド(金合金)
- コンポジットレジン(プラスチック)
- セラミックス(ハイブリッド・e-max・ジルコニア)
それぞれの素材に一長一短があります。この素材が一番良い!というよりも、患者様の口腔内の状態を見ながら最適な素材をご提案致します。
インレー治療成功のための重要なポイント
技工物
インレーは型取りして模型上で作製する技工物です。この精度が高くないと、詰め物と歯の間にすき間ができ、虫歯の再発の原因となるだけでなく、取れる外れるなどのトラブルの元になります。当院では高い精度を維持するために治療の各工程を確実に取り組んでいます。
確実に虫歯を除去する
虫歯が残っていると、再び虫歯が再発してしまいます。また詰め物を装着しても外れやすくなったり、症状が残ってしまう可能性もあります。よって確実に虫歯を除去することが求められます。
唾液の侵入を防ぐ
唾液に含まれる水分や細菌が、治療部位に入らないよう細心の注意を払う必要があります。治療においては十分な防湿を図ったり、材料や器具で隔壁を作ったりします。
定期検診を受けましょう!
インレーは人工物です。毎日使うお口の中で長年使用していれば何らかの変化が生じます。治療した部位を長持ちさせるためには定期検診を受けてお口の中をキレイにしながら、インレーの状態もチェックしましょう。そうすることでわずかな変化を見逃さず、虫歯の再発が防げたり、治療が必要になったとしても最小限の治療で対応できるようになります。